糖負荷試験にて妊娠糖尿病認定されてしまったため1泊2日の管理入院が決定した。
東京衛生病院では妊娠糖尿病になると有無を言わさず管理入院になるのだ。ここで粘っても無駄なので大人しく入院するしかない。
この管理入院でやる主なことは
栄養指導
自己血糖値を測る練習
入院中の血糖値管理
この3点である。
お昼前11時からの入院で、入院説明を受けて部屋に案内される。
とりあえず1泊の入院なので大部屋で追加料金のかからない部屋にしておいた。

こんな感じでモニター、テレビ、椅子、机、ミニ冷蔵庫と最低限のものが置かれてるパーテーションで区切られてる部屋だ。
ちなみにこの日は横に誰も来なかったので実質1人部屋だった。ラッキー。
早速血糖値の測り方を教わる。

簡単に言うと針で自分の指から血を出してこの機械のセンサーにつけると血糖値がわかるのだ。
これを食前、食後、夜寝る前にはかって申告することになる。
しかも生まれるまで毎日。
無理に決まってる!!
自分「これ本当に毎日やるんですか!?」
看護師「はい…慣れちゃえばそこまで大変じゃないですよ!あと値が良ければ1日4回に減ります!」
はぁ!???
絶対に嫌である!
まずそもそも朝昼晩規則正しくご飯を食べることが嫌すぎる。
そして1日7回も針で指に穴開けるのも嫌である。
さらに外食のときもこの機械を持ち歩くのももちろんいや。
ここで思い出したのだ。
実家で飼ってた猫が薬の副作用で糖尿病になってしまい、背中に変な機械を背負って血糖値を測っていたことを。
猫ですらそんな機械があるんだから、人間にもあるだろう。
調べたらリブレというものがあるらしい。

※イメージ図
なので交渉を試みた。
自分「あのーこれ毎回毎回測るの大変すぎるのでリブレみたいなものにできませんか?」
看護師「針怖いですもんね!ちょっと先生に聞いてみましょう」
少し希望が見えた。
その後お昼ご飯が出てくる。

病院のご飯は割と食べられればなんでも良いのでまあこれは文句ない。
妊娠糖尿病は血糖値をいきなりあげない方が良いが、糖をとらないと赤ちゃんが育たないとか言う意味不明な問題が発生するらしい。
そして血糖値を上げすぎると赤ちゃんが巨大児になったり低血糖になるとのリスクがあるとのこと。
糖をとらないと赤ちゃんが育たないのに糖尿病になると赤ちゃんが巨大化するってどう言うトンチ!?
意味不明すぎてキレそう。
そんなわけで糖を一気にとると血糖値があがるので、分食をするらしい。
その分食の内容はあまりに質素で写真も撮らなかったが
玄米100gに焼き海苔5枚
あまりの内容に絶句した。
あと、お昼ご飯で玄米100g出てきて2時間後にまた玄米100gって多くね?
そんな食えねえよ。
そのあとイニシャルDからリブレの許可が降りたとのことで使い方を教わることになる。
いやマジでイニシャルDありがとう!!
これ他の女医とかだったら許可降りてなかったかも!!
特に先生をご指名したわけではないのだが、このままお産までイニシャルDにお任せしたいと思った。
14時半ごろ栄養士の指導が入った。
初診の時も塩分の栄養指導があったので2回目だ。
ちょっとしつこい。
内容としては糖質をとる前に、野菜やタンパク質をとりながら糖質を取りましょうということや玄米や全粒粉パンなど食物繊維もとると血糖値が上がりにくいよとのこと。
一応妊娠中はその辺意識してたが結局効果があったのかなかったのかあんまりよく分からなかった。
食前の数値が92以下、2時間後の数値が120以下でクリアらしく、1日の流れとしては
起床して血糖値を測る
朝ごはん
2時間後に血糖値
分食
昼ごはん前に血糖値
昼ごはん
2時間後に血糖値
分食
夜ご飯前に血糖値
夜ご飯
2時間後に血糖値
分食
寝る前に血糖値
産むまでこのスケジュールだ!
てかこれだと測るのに二時間空ける必要があるのでほぼ、毎日のご飯の時間が縛られたようなもんだ。何より夜ご飯のあとに分食なんて無理すぎる。
最低だ!!
この日は妊娠初期以来のメンタルのブレ具合だった。
だって妊娠出産自体がろくなもんじゃないのに、酒やカフェインの制限に続いて糖質やご飯の時間まで管理されるのだ。
人権もくそもへったくれもない。
死んだ方がマシなのではと思ったし、同時になぜ女が産まなきゃいけないのかと思った。
こんな思いしなきゃいけないならそりゃ男は当然女に優しくしなきゃいけないし、お金もたくさん稼いでこいよって話である。
男女平等なんてことは世の中に存在しないのだ。
いや、まあ妊娠糖尿病に関してはみんながかかるもんでもないので自分の身体が原因なんですけどね。
けど、生まれてる子供には厳しく、女に優しく、稼げる男になるように育てようとこの日心に誓ったのだ。


