偉大なる父親は認知症。マスコミが言うほど認知症に効く薬は意味がない。(2026年1月12日)

日記

そういや妊娠して、姉と母には伝えたのだが父親には伝えてない。
父親は認知症なので今伝えてもどうせ忘れてしまうので意味ない。

というか、すっかり忘れてしまうだけなら良いんだけど
「あれ、いつ孫生まれるんだっけ?」とか「もうすぐだっけ?」とか事あるごとにに聞いてくるのでめんどくさい。

父は今年で77歳なのだが、5年前くらいから物忘れや認知症っぽい症状が出始めたのだ。
多分、本当の最初は大半の人なら気付かないレベルの変化だったと思う。物の置き場所を忘れたとかそのレベルの。

父はかなり頭が良く、知識も多い。
自分は3姉妹なのだが、東京都内で何不自由ないどころか、他より裕福に育てられたと思う。
なのに偉ぶったりもせず、仕事が忙しい中でも土日の休みにはプールに連れて行ってくれたり、ポニーに乗せに連れて行ってくれたり、勉強も教えてくれたり小さい時はかなり面倒を見てくれてた。
ちなみに勉強を見てもらったことに関しては何の身にもならなかったw

そんなしっかりした父なので、やっぱり認知症の気が出ると家族はすぐ気付いた。
最初は家から近い病院に行ったのだが、認知症とは難しいもので結局検査の結果海馬が劣化してるものの、通常とアルツハイマーとは違い進行型の認知症ではないから生活習慣を正しくするとか、そんなレベルのアドバイスしかくれないし、薬が効くわけでもない。

それからも気をつけてはいたものの、どんどん認知症の症状は悪化するばかり。約束を破る、重要なことを忘れる。スマホも使いこなせなくなる。

そんなわけでこの日は少し遠いが東京メモリークリニック蒲田に行ってみた。
前の病院より親身にはなってくれたのと検査の結果血液状態に結構問題があるらしく、ビタミン不足や食生活、その辺りも認知症の症状に関係があるとのことで改善策や薬をいただいた。

とはいえやっぱり根本的な解決にはならなさそうではあるし、結果としてこの後も認知症は悪化するばかりで一向に良くなるとかはない。せめて食い止められればと思うけど見てるとそれも難しそうだ。

最近認知症に使える「レカネマブ」という薬の名前をよく耳にする。本当にここ数年の話だ。

この薬は脳内の異常タンパク質「アミロイドβ」を除去し、病気の進行を遅らせるための薬らしく、まあ売り出されてるってことはそれなりに効果はあるのかもしれない。しかし、父親の認知症はアミロイドβが原因ではないらしい。

つまり薬を使える認知症は型が決まってると言うことだ。

テレビではまるで認知症は早期発見で遅らせられる。薬もできた。などと言われてるが結局早期発見したって根本的な解決方法はなく、薬も使えないってのが現実だった。結局病気の進行を遅らせると言うのも、実際進行してないってより周りがサポートして何とか生活できてるってのが現実なのでは?と思う。

娘としてはあれだけしっかりものの父親が別人のようになっていくのは見てて心苦しいところもある。お母さんは「あれだけしっかりしたお父さんがどうしてこんな病気に・・・」と気の毒がっていたけどもう本人はいろんなことを忘れていくし、鈍くなっていくのでまあボケたもん勝ちな気もするし、可哀想なのはお父さんよりお母さんだと思う。

お父さんがボケていくのを間近で見ていくのはかなりきついだろう。それにそんなお父さんの面倒を見てるのもお母さんなのだ。自分も実家に近くに住んでたらいつでも様子を見に行きたいところではあるが、結婚して子供もできるわけでいつでも身軽にってわけにはいけない。

まあ父に関しては実家に住んでる姉2人に頑張っていただくことにしよう。

夏には孫が生まれるので頑張って認知症の進行を食い止めていただきたいところではあるのだが、今後どうなっていくのだろうか…。

色々心配ではあるが、自分の身も今は妊婦なのでまずは妊婦生活を全うしようと、神奈川の自宅に帰宅した。